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テナーサックス奏者、吉本章紘(よしもとあきひろ)のブログです。 【公式ウェブサイト】akihiro-yoshimoto.com


by yoshijazz

今年を振り返る

本年もみなさんお世話になりました。

今年はいろいろあって、大晦日が休みになりました!!
こんなにのんびりした大晦日はおそらく20年ぶりくらいかもしれないです。一昨日に仕事納めでしたが、年末の過密スケジュールにより、唇もパサパサに痛んでいましたが、なんとか今年も無事に終えることができました。

すこし2019年を振り返ると、いくつか印象に残ることがあります。大西順子セクステットでは、メンバー同士で作曲やアンサンブルを共有しながらツアーもすることで、音楽的に発見がたくさんありました。とくに年末のライブレコーディング3daysは、30曲近くをほぼ1takeで決めるという強硬レコーディングでしたが、これはすごく貴重な経験になりました。
小林桂クインテットのツアーにも今年はたくさん参加させてもらいました。このクインテットは、まさに質感が大切で、このバンドにしかないアンサンブルのブレンドがあって、毎回そこをどうやって発展させていくかが楽しかったです。同世代メンバーともたくさん話ができて、和気あいあいの楽しいツアーでした。

そして、サックスアンサンブルの事も今年は色々と考えました。楽器の奏法のことでよくお世話になっているアルト奏者の萱生昌樹さんとは、Soalte Sax Ensembleや、高瀬龍一ビッグバンドなどを通して、サックスアンサンブルについてたくさん考えました。ひとりのソロプレイヤーとしてだけ考えれば、どんな音色でもニュアンスでも自由な訳ですが、サックスアンサンブルとなれば、そこにはブレンドする音が必要だし、様々な要求が自分に課せられ、これに向き合うことが自分の音にも向き合うことになるようにもおもってます。

自分のプロジェクトとしては、"Nostalgic Farm"をリリースできNHK FM session 2019に出演させていただいたことや、深海魚の活動が充実していたことなどが、今年は嬉しかったです。

どちらのプロジェクトも、僕の音楽経験のなかで、自然と集まってきたメンバーと練り上げている音楽ですが、自分の中では常に新しい発想の音楽をやりたい!というのがあって、それは他人から見て新しいかどうかというよりかは、音楽を作ってる本人たちが飽きない事が大切なのかなと感じてます。

商業的に成立していることとは違った部分で、発展できない音楽は終わり、発展していく音楽は続くという、ただそれだけなのかもしれないです。自分の周りにいるミュージシャンと、音楽をどんどん発展させていくことが、リアルな音楽をやることだと改めて思った一年でした。


今年は旅も多く、北は秋田、南は八丈島や九州といった感じで、日本各地、さまざまな場所で演奏させていただきました。やはり嬉しいのは、音楽を通して様々な人たちと接すること。


来年もどうぞよろしくお願いします。



吉本


by yoshijazz | 2019-12-31 11:14 | 日々の事