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テナーサックス奏者、吉本章紘(よしもとあきひろ)のブログです。 【公式ウェブサイト】akihiro-yoshimoto.com


by yoshijazz
熱いイベントに参加させていただきました。
このイベントは、コロナ禍にも恵比寿Baticaでじっくり温めてきた企画で、今回が第4回目。超満員の音楽好きで賑わう素晴らしいイベントになった。こういうイベントは、東京の音楽の底力を感じる。

コロナ禍が始まったころは、ライブハウスも世の中から散々叩かれて、感染経路をチェックするアプリを入り口でダウンロードさせられたり、スタンディングライブなのにソーシャルディスタンスのため立ち位置を決められたり、、笑
このような困難を乗り越え、それでも自分たちの音楽を発信しようとするミュージシャンと、生ライブを大切に思うお客さんの意思により、イベントは細々と継続された。それゆえ、今回のイベントは色々な意味でとても味わい深いものだった。

アーロンが来年オーストラリアに活動の拠点を移すということで、彼を慕うミュージシャンが終結した。

よく仲の良いミュージシャンに話す内容だけど、僕は15年前東京に出てきたときは、とにかく音楽で生活できれば良いという考えだった。
しかし、東京に出てきて1年くらいしたときアーロンに出会い、彼の影響を大きく受け、音楽家は自分たちのコミュニティーで音楽を発展させて、創造的な音楽を模索していかなければいけない!という思考に変わった。
この出会いは、自分の音楽人生で素晴らしい出会いだったと、いま振り返るとわかる。
今後もこの考えは変わらないので、おそらくアーロンとはこれからも一緒に音楽をやるだろうと思う。

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# by yoshijazz | 2022-12-04 04:16 | ライブ日記

たまにはライブ日記

「大西順子 presents The orchestra川崎ミューザでの公演」
とにかく、ホールの響きが気持ちよかったです。
クラシック用のホールでジャズの大編成をやるということで、プロデューサーの大西順子さんをはじめ音響スタッフが一丸となり、素晴らしいコンサートを実現できたように思います。川崎ジャズの関係者のみなさまや、熱い演奏をしたメンバーに感謝です。

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「守屋純子ビッグバンド 2days」
今回は、チャールズミンガス特集ということで、メンバー同士でのミンガスに対する思いをディスカッションする場面もあり、とても充実した内容でした。
ジャズをクリエイティブに模索することも大事ですが、こうやってジャズの歴史を振り返ったり、音楽や意思を継承していくことも大切だと再確認しました。

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「治田七海 アルバムリリースライブ 北海道2days」
アーロンのバンドや、僕のバンドでも素晴らしい活躍を見せているトロンボーンの治田七海さん。
彼女のアルバムリリースライブが北海道で2日間ありました。
僕は15年前、神戸から、わざわざ活動の拠点を東京に移したという意識が強くて、東京で演奏するということを大事にしてます。(よくわからないこだわり)
なので、遠征ライブの機会というのは、おそらく他のミュージシャンに比べて少ないのですが、今回は北海道に行ってきました!
やっぱり、旅をして仲間と音楽の話をたくさんして、おいしいものを食べると、自然と音楽も充実してきます。
2日目の昼には、駿君と北海道のスープカレーを堪能、その数時間後には、また二人で回転寿司をたべに行き、ライブに望みました。

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「町田市主催ジャズコンサート」
130名限定のチケットが完売ということでした。
こういう企画をしていただけるというのは、大変ありがたいことです。
ワンコインライブで、ジャズ好きの方から、さまざまな方々にお越しいただきました。
今回思考を凝らしたことは、お客さんに寄り添わないジャズ!!笑
市が主催するライブだし、わかりやすいスタンダード曲を聴きやすく演奏する事が大切だという考え方もあるが、そういった考えはジャズの衰退につながると思っている。楽曲はスタンダードだけど、とにかく自分たちのエネルギーと、普段から主張しているサウンドをしっかり聞かせることを大切に演奏しました。
後ほどアンケートの回答もいただき、「この内容でこの値段はお得でした」「また、このメンバーで見たい」という感想があり、主催者側からも好評でした。
評価を気にしないでやれば、評価がついてくるって、世の中矛盾してますね。


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# by yoshijazz | 2022-12-04 03:54 | 日々の事
わが家にもCDが届きました。
ライブにも持参します。
郵送も承ります。
ご希望の方は連絡いただけましたら幸いです。

jazzakihiro60@hotmail.com



吉本章紘カルテット ニューアルバム \"64Charlesgate\" 発売!!!_f0179543_02472335.jpg


吉本章紘カルテット ニューアルバム \"64Charlesgate\" 発売!!!_f0179543_02472106.jpg



# by yoshijazz | 2022-10-25 02:49 | アルバム発売情報
10/23リリースのアルバム、紹介文_f0179543_21481672.jpeg


10月23日、久しぶりに新しいアルバムをリリースします!

それにあたって、発売元の地底レコードさんから、アルバムの紹介文を依頼されたので書いて見ました。


今回のアルバム作成&レコーディングまでのいきさつなどを書いておりますので、よかったら読んでみてください。

そして、気になった方は是非購入頂けたら嬉しいです!!!



【アルバム紹介文】


林頼我とは下北沢アポロのシークレットセッションで出会い、カウンターの奥で聞いていたら好みの音を出すドラマーがいるなぁと思いステージを覗いたら、、、ピンク色の髪をしたドラマーが叩いていて、んんんっ!!なんだこいつ!となったのを覚えてます。後日、アポロのマスター美浦さんに紹介してもらい、深海魚というフリージャズのバンドを一緒にやることになりました。


深海魚のライブは下北沢アポロをベースにレギュラーで活動していたので、ミュージシャンもちょくちょく遊びに来てくれていて、その中に冨樫マコトの姿もありました。初めて出会ったのはアポロでしたが、その後は他のバンドでも一緒になることがあり、ポテンシャルが高くてセンスがいいベーシストだと認識してました。


トロンボーン治田七海とは、僕と古い付き合いのあるピアニストAaron Choulaiが作ったRaw Denshiというラップとジャズを融合させたバンドでの共演が初めてでした。管楽器同士というのは、音がブレンドするかしないかというのが、はじめの一音で分かるし、ジャズを感じる本当の意味で即興演奏している数少ないトロンボーン奏者だと感じました。


少しメンバーに関して前置きがありましたが、20214月に当時組んでいたバンド(深海魚)へのイベント出演依頼がありましたが、メンバーの都合があわず、急遽コンセプトを変更して集まった編成が、このアルバムのメンバーでした。


この四人で音を出したときに、パッションやエネルギー、個々の主張を感じました。そこからコンセプトをじっくり練っていき、テナーサックスとトロンボーンのニ管という、ジャズの王道なサウンドでありながら、即興演奏の要素をたっぷり混ぜ合わせたコンセプトを作っていきました。


ある程度活動してきたら、やはり形にしたい気持ちがありました。アルバムというのは、瞬間瞬間のバンドの様子を音にすることだから、早くしないと、もうこの音は作れなくなるし、これからも変化していくと感じました。

それぞれ、音楽に対する興味や思考もリアルタイムに代わるわけで、いま感じるリアルな音を、このバンドでは出せたら面白いというのがあります。


今回、地底レコードからアルバムリリースが決まり、アルバムという形にできた喜びは計り知れないです。

しかし、人間が生きて演奏している以上、このアンサンブルは次のステップへ進んでいくのは間違いないです!

吉本章紘



【アルバム購入はこちら】

https://chiteirecords.stores.jp/items/632942b0c36dbe7d00dd5261




# by yoshijazz | 2022-10-11 12:12 | アルバム発売情報
# by yoshijazz | 2022-10-05 11:43 | ライブ情報