


10月23日、久しぶりに新しいアルバムをリリースします!
それにあたって、発売元の地底レコードさんから、アルバムの紹介文を依頼されたので書いて見ました。
今回のアルバム作成&レコーディングまでのいきさつなどを書いておりますので、よかったら読んでみてください。
そして、気になった方は是非購入頂けたら嬉しいです!!!
【アルバム紹介文】
林頼我とは下北沢アポロのシークレットセッションで出会い、カウンターの奥で聞いていたら好みの音を出すドラマーがいるなぁと思いステージを覗いたら、、、ピンク色の髪をしたドラマーが叩いていて、んんんっ!!なんだこいつ!となったのを覚えてます。後日、アポロのマスター美浦さんに紹介してもらい、深海魚というフリージャズのバンドを一緒にやることになりました。
深海魚のライブは下北沢アポロをベースにレギュラーで活動していたので、ミュージシャンもちょくちょく遊びに来てくれていて、その中に冨樫マコトの姿もありました。初めて出会ったのはアポロでしたが、その後は他のバンドでも一緒になることがあり、ポテンシャルが高くてセンスがいいベーシストだと認識してました。
トロンボーン治田七海とは、僕と古い付き合いのあるピアニストAaron Choulaiが作ったRaw Denshiというラップとジャズを融合させたバンドでの共演が初めてでした。管楽器同士というのは、音がブレンドするかしないかというのが、はじめの一音で分かるし、ジャズを感じる本当の意味で即興演奏している数少ないトロンボーン奏者だと感じました。
少しメンバーに関して前置きがありましたが、2021年4月に当時組んでいたバンド(深海魚)へのイベント出演依頼がありましたが、メンバーの都合があわず、急遽コンセプトを変更して集まった編成が、このアルバムのメンバーでした。
この四人で音を出したときに、パッションやエネルギー、個々の主張を感じました。そこからコンセプトをじっくり練っていき、テナーサックスとトロンボーンのニ管という、ジャズの王道なサウンドでありながら、即興演奏の要素をたっぷり混ぜ合わせたコンセプトを作っていきました。
ある程度活動してきたら、やはり形にしたい気持ちがありました。アルバムというのは、瞬間瞬間のバンドの様子を音にすることだから、早くしないと、もうこの音は作れなくなるし、これからも変化していくと感じました。
それぞれ、音楽に対する興味や思考もリアルタイムに代わるわけで、いま感じるリアルな音を、このバンドでは出せたら面白いというのがあります。
今回、地底レコードからアルバムリリースが決まり、アルバムという形にできた喜びは計り知れないです。
しかし、人間が生きて演奏している以上、このアンサンブルは次のステップへ進んでいくのは間違いないです!
吉本章紘
【アルバム購入はこちら】
https://chiteirecords.stores.jp/items/632942b0c36dbe7d00dd5261
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